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13/12/08

生命保険の種類2(医療保障)

医療保障は上記の死亡保障、入院保障、老後・貯蓄保障のうちの入院保障に値します。医療保障は4つに分けられ、医療保険・がん保険・傷害保険・所得補償保険があります。
医療保険とは、病気・ケガなどで入院、または定められた手術を受けた場合に給付金として受け取ることができる保険です。ほとんどは一定の保険期間を定める定期タイプですが、ごく稀に一生涯保障の終身タイプもあります。利点は、医療保険単位で加入できること。定期保険・終身保険の医療特約、医療保険を併用し、医療保障を頑丈にすることができます。
がん保険とはがんで入院し、定められた手術を受けた場合に、給付金として受け取ることができる保険です。がんは日本人がもっともかかりやすい病気です。特に60代以降に発病する可能性が高いので、そのことも考慮してがん保険に入りましょう。ランキングでもがんの生命保険というのはかなり重要視してもいいと思います。
がんの生命保険商品のランキングもありますので、参考にしてみてください。
傷害保険とは事故で万が一亡くなる、またはケガをしたなどの場合、死亡保険金・入院保険金・後遺障害保険金・通院保険金の保険金が支払われる保険です。
所得補償保険とは、病気・ケガにより入院し仕事が出来なくなった時にサラリーマン、自営業者などが収入減少のため備える保険です。保険期間は1年間で自動更新です。対象者は働いて収入を得ているサラリーマン・自営業者などです。保険料は職業や年齢などの条件によって異なります。利点は、どの事故を対象にするか様々で、自分に合った補償を選ぶことが出来ます。

<終身医療保険>
医療保険は、生命保険の中でも一番活発に行われる保険です。そのため、とりわけ見直しを必要とする保険といえるでしょう。全体的に見てみると、死亡保険は年々契約数が減少しているのに対し、がん保険などの医療保険は唯一増加している保険です。中でも人気が高いのが今回説明します、終身医療保険です。そのため、多くの保険会社が力を入れる分野であり、常に変化のある分野であり、その種類やバリエーションもさまざまです。「短期入院対応」や「先進医療保障」などが、最近の傾向として見られるものです。最近の傾向では、入院する一回の日数は少なくなっています。というのも、医学の進歩による診察の短縮や、入院が短いほうが診療報酬は高くなることが要因となっています。そのため、かつては入院給付金を受け取ることができるのは、入院してから5日が多かったのですが、これらのことから現在では日帰りや1泊からの受け取りができるようになっています。また、かつては手術給付金を受け取れる対象となる手術の数がごく限定されていました。しかし、現在ではそれも進化して、健康保険が適用となる手術に関してはすべて給付金が支払われるという医療保険も増えてきています。また、先進医療とは、厚生労働相によって承認されている、先進性が高い医療技術のことを指し、この承認を受けた医療機関でのみ受診することができるものです。このように、終身医療保険は、最も変化のある生命保険と言えます。

<がん保険>
がん保険は保障の内容をがんに絞った医療保険のうちの一つです。そのため、がんと診断されたときにだけ、入院給付金等を受け取ることができます。がんにしか保障が効かないという特徴がありますが、裏を返せばそれだけ手厚い保障を安価に受けられるという利点があります。またがんによる死亡率は男女とも1位を記録しており、年々増えています。さらにがんは治療期間を長く要し、その治療法には健康保険が適用されないものが多く高額なことを考えても、余裕があれば入っていて損はない生命保険といえるでしょう。また、がん保険は入院給付金の支払い日数が無制限ですので、入っておけば安心といえるでしょう。なぜなら、がんの治療というのは大抵入退院を繰り返すことが多く、さらに長期的な診察を要するからです。また、がん保険には「がん診断給付金」というものがある点も特徴の一つです。これは、がんであるという診断をされたときに支払われる給付金のことをいいます。これは保険の種類によって支給方法がさまざまなので、見直しの際にはチェックが必要です。最近では、定額の保険であったり、通院給付金をつけたものもあります。というのも、がんの治療には放射線治療などの、入院ではなく通院によって行われる治療方法に関しても考慮されているからです。そういった点から、通院のみを対象とする保険も出てきています。

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