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13/12/08

良い保険会社

良い保険会社を見極めるにはどうしたらいいのか。良い保険を見分けるための基準は2つあります。一つは、ソルベンシー・マージン比率。ソルベンシー・マージンとは訳すと、支払余力という意味です。支払余力とは、予期しない大規模な損害が発生した場合、保険会社はその損害に対しても保障をしないといけません。こういった予測しえないリスクに対しての対応する余力をあらわすものがソルベンシー・マージン比率です。簡単に言えばその保険会社の支払い能力の充実性を示す比率ですね。高ければ高いほど、良いということです。このソルベンシー・マージン比率の基準は200%とし、200%を下回った場合は、金融庁からなんらかの措置がとられます。ということは、200%を上回っていれば安全ということですね。二つ目は、保有契約高です。保有契約高とは、保険会社が所有する全ての契約における死亡保険金額の総合計額のことを言います。保有契約高の増減について調べるとその生命保険の前年度比などが出ると思いますので、調べてみるといいと思います。その生命保険会社の人気、信頼性を知ることが出来ます。ランキングでもこのソルベンシー・マージン比率は非常に参考になります。
まず生命保険への加入の手順としては、自分の入る保険会社を選び、その保険会社が取り扱う保険の中から自分にあった保険を選びます。
他に保険会社を判断する方法に、口コミがあります。ですが、ここで一つポイントがあります。信用してもいい口コミと信用ならない口コミがあります。実は保険の業務運営によって違ってきます。保険の業務運営には2種類あって、顧客対応が担当者の一存で決まる保険会社と、顧客対応はマニュアル通りに行われている保険会社があります。どうして、マニュアル通りの対応と担当者一存の対応で口コミが違うのか。それは、マニュアル通りの対応というのは会社全体でそのマニュアルに統一していますから、口コミにさほど差は出ません。ですが、担当者の一存で決まる対応というのは、その担当者自身に対する口コミになりますから、口コミに大きく差が出ます。同じ保険会社であっても、あの担当者は対応が良かったけど他の担当者は同じ対応とは限らないということです。ですが、マニュアル通りの場合、みんな対応は同じです。ランキングサイトにも口コミやレビューがついたものがあるのでそういったランキングを参考にするのもいいと思います。
でもその保険会社がマニュアル通りかどうかなんてそもそもどうやってわかるのか。実はマニュアルを使っている保険会社は、外資系の保険会社、通販系の保険会社に多いです。一方、担当者の一存で決まるものは大手保険会社や老舗の保険会社に多いです。ということは、外資系の保険会社、通販系の保険会社の口コミは信用できるということです。逆に大手保険会社や老舗の保険会社の口コミはあまり信用できません。とりあえず、どの保険会社に入ろうか迷っていて口コミに頼ろうとしている、もしくは参考にしようとしている方は、外資系、通販系の保険会社の口コミについて調べてみるといいでしょう。
大手保険会社、老舗の保険会社の口コミが悪かったとしても保険会社自体が悪いのではなくて、担当者の対応が悪い訳ですから、大手、老舗の保険会社の口コミではあくまで保険会社を見るのではなく担当者を見るようにしましょう。
口コミのほかにとても参考になるのが生命保険のランキングです。生命保険の人たちってみんなうちが一番ですって言うのだけど…と不安を抱えている方必見です。口コミにも似ていますが、セットで扱われているサイトがあると思いますのでそちらも必見ですね。生命保険の見直し、または加入を検討している時に頼れるのがランキングです。

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