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13/12/08

生命保険の種類3(老後・貯蓄保障)

老後・貯蓄保障は4つに分けられ養老保険・個人年金保険・変額個人年金保険・学資保険があります。養老保険は保険期間内に死亡したとき、死亡保険が死亡せず満期を迎えたら同じ額の満期保険金が受け取れます。利点は、備えると同時に貯めることが出来ることです。
個人年金保険は老後の年金の受け取りを目的とした保険です。この中には、一生涯年金を受け取れるもの、10・15年など一定期間受け取れるものがあります。利点は、年金の受け取り方が選べることです。
変額個人年金保険は運用の実績において年金・解約返戻金・死亡保険金の額が増えたり減ったりするハイリターン・ハイリスク型の年金です。運用の実績によって死亡保険・年金・解約返戻金が変わります。解約返戻金には最低保証はありません。しかし、各生命保険会社により、異なった取り扱いをしています。
学資保険は自分の親の万一に備えておくのと同時に、計画的に子供の教育資金を準備する為の保険です。傷害保険と交通傷害。似ている二つの保障ですが、入院時や通院時死亡時や入院時の補償をしてくれる保険の中で、その原因を怪我としたことを「傷害保険」といい、交通傷害は交通事故や火災などによる怪我を補償する保険です。傷害保険で交通傷害がカバーできるそうなので注意してください。

<学資保険>
学資保険は子どもの教育資金のために積み立て式で行う保険のことです。学資保険の特徴は、一定の保険料を支払っていくと、子どもが成長するにつれて、祝い金や満期保険金などが支払われます。学資保険は、他の生命保険等と比べて昨今ではあまり重視されておらず、そういった点では見直しの対象になりにくいかもしれませんが、その種類によっては有効性があります。学資保険の最大の利点は、保険契約者が死亡などに陥った場合、それより保険料の払い込みは免除されます。しかし、毎期保険金等に関しては、契約当初のまま受け取ることができるという点です。学資保険は、貯蓄型と保障型という方法によります。貯蓄型というのはただ単に積み立てるだけになっています。こちらの利点は、受取総額が総保険料を下回ることがないという点です。一方保障型は、たとえば子ども医療保障などのその他の保障が付いている保険です。こども保険とも呼ばれています。前述したものは親が死亡等した場合に子どもの養育のために年金が受け取れるというものでしたが、この保障型については、それ以外の保障のための保険料もプラスされますので、保険期間に何も起こらなかった場合には受け取り総額が総保険料を下回ってしまうという欠点もありますので注意が必要です。そのため、見直しの際にはどういった目的で学資保険に加入したいのかを明確にした上で、貯蓄型かあるいは保障型かを選択するようにしましょう。学資保険も傷害保険のように、子どもの入院の保障は子ども共済でカバーできるそうなので学資保険などの入院特約は必要ありません。子どもの入院保障は共済がおすすめです。なぜかというと、怪我の通院などの保障が充実しているからです。
お父さんに万一の事があって亡くなってしまった時、生命保険以外にも役に立つものがあります。「遺族年金」というものです。お父さんは稼いだお給料から、「厚生(共済)年金保険料」というものが引かれていると思います。そんなお父さんに万一の事があった場合、遺された家族は「遺族年金」というものを受け取れます。遺族年金の種類は大きく分けて2つあります。「遺族基礎年金」と「遺族厚生(共済)年金」です。遺族基礎年金とは、お子様が18歳になるまで、年間102万円を受け取る事が出来ることができる遺族年金です。遺族厚生(共済)年金とは、遺族基礎年金に上乗せされるのが遺族厚生(共済)年金です。

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